発育・発達を考慮したジュニアユース指導論      ~適性診断システムの活用とトレーニングとしての多様な運動体験の有効性~


ジュニアアスリート育成において、個々の成長特性や身体形態・体力の特徴を把握し、個別のトレーニングプログラムを提供することは重要である。今回は、ジュニアユース期の選手育成についての基礎知識とともに、旧ドイツ民主共和国(東ドイツ)における研究成果を参考にして文部科学省の身体形態データと新体力テストデータを用いて構築した適性診断システムの活用事例を紹介する。

適性診断システムによって、選手個々の「今の状態」を可視化し、早熟で負荷を上げるべき選手や、晩熟でこれから伸びるはずなのに排除されてきた選手など個々の特徴を見極め、一人一人を大切にした育成をすることが可能になると実感している。まさに、これからの少子化の時代に誰一人ないがしろにしない育成をするためのシステムである。

また、かつて遊びの中で培われた身体操作性や体力・運動能力の向上のために行うトレーニングプログラムとしての多様な運動体験の有効性を、実際の取り組みをもとに紹介する。

【講師紹介】
石元 志知(いしもと ゆきのり)
筑波大学体育専門学群卒
コーチング原論研究室で村木征人教授(当時)に東欧のトレーニング学を学ぶ硬式野球部に所属し、学生スタッフとしてB・Cチームでの監督やデータ収集・分析班の仕事に携わった。現在は神戸市の中学校保健体育科教諭、野球部顧問。

 

【開催日時】

2018年12月22日(土)10時~12時(2時間)


【定員】
20名

【受講料】
一般5,400円、学生2,700円
※受講料は施設使用料・講師交通費、印刷費などに充てさせていただきます。

【申し込み方法】
seminar@wingate.club 宛てに、件名「ジュニアユースセミナー申し込み」と記入して頂き、①名前(ふりがな)②所属名 ③保持資格 ④メールアドレス⑤携帯電話番号 を明記の上、申込みをお願い致します。


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申込み方法:
申込フォームに、件名「ジュニアユース申し込み」と記入して頂き、

①名前(ふりがな)

②所属名

③保持資格

④メールアドレス

⑤携帯電話番号 

を明記の上、申込みをお願い致します。